https://youtu.be/XAE5e4U8kRA

 

僕は泥棒   昔の話      話半分は酒の席のご愛嬌

ぼくはどろぼ むかしのはなし はなしはんぶんはさけのせきのごあいきょう

나는 도둑이야  옛날 이야기지      이야기의 반쯤은 술자리에서 떠는 익살

 

真に受けるなよ 本気にするなよ    今となっては笑い話の類

まにうけるなよ ほんきにするなよ いまとなってはわらいばなしのたぐい

곧이 듣지마         진지해 지지마         이제 와선 농담 따위일 뿐이야

 

僕は泥棒   中野のアーケード  雨宿りの振りして品定めの日曜

ぼくはどろぼ なかののアーケード あまやどりのふりしてしなさだめのにちよ

나는 도둑이야  나카노 상가에 와서    비를 피하는 척 어떤 물건인지 보는 일요일

 

色とりどりの傘が開いて閉じて    心も躍る休日のパレード

いろとりどりのかさがひらいてとじて こころもおどるきゅうじつのパレード

색색들이 우산이 펼쳤다 접혔다             마음마저 설레는 휴일의 퍼레이드

 


二丁目の角の    新しい楽器店     でかいトラックが止まって何やら搬入中

にちょうめのかどの あたらしいがっきてん でかいとらっくがとまってなにやらはんにゅうちゅう

2번가 모통이             새로운 악기점                커다란 트럭이 멈춘 것이 무언가 반입중

 

もっと昔には ピアノ弾きでもあった

もっと昔には ピアノひきでもあった

훨씬 옛날엔      피아노를 친 적도 있었어

 

いや 本当さ   ライブだってよくやったもんさ

いや ほんとうさ ライブだってよくやったもんさ

아니   정말로           라이브도 곧잘 했다니까

 

だからピンと来た    スタインウェイのヴィンテージ

だからピントきた     スタインウェイのヴィンテージ

그래서 곧장 감이 왔어 스타인웨이 빈티지

 

ピアノ弾きなら誰も憧れる名品

ピアノひきならだれもあこがれるめいひん

피아노를 친다면 누구나 동경하는 명품

 

正直目がくらんだ    あいつがあれば 僕は誰よりも上手く弾けるのに

しょうじきめがくらんだ あいつがあれば ぼくはだれよりもうまくひけるのに

솔직히 눈이 아찔했어        저 녀석이 있다면 나는 누구보다도 멋지게 연주할 수 있을 텐데

 

あのピアノ盗んで 

あのピアノぬすんで

저 피아노를 훔쳐서

 

弾きたいな   取って置きの 自慢のクラシックバラード

ひきたいな とっておきの じまんのクラシックバラード

자랑스레 연주하고 싶어 간직해 둔 클래식 발라드

 

それを聴いたら 出て行ったあの娘も

それをきいたら でていったあのこも

그걸 듣는다면      떠나버린 그 아이도

 

落ちぶれちまった僕をきっと見直すはずさ

おちぶれちまったぼくをきっとみなおすはずさ

보잘 것 없어진 나를 분명 다시 봐 주겠지

 

ピアノ盗んで 

あのピアノぬすんで

피아노를 훔쳐서

 

やり直したいな僕の   くそったれの人生

やりなおしたいなぼくの くそったれのじんせい

뜯어고치고 싶어 나의        빌어먹을 인생

 

丁度   人目を避けて  コソコソ生きるのに   嫌気が差してきたところなんだ

ちょうど ひとめをさけて コソコソいきるのに いやけがさしてきたところなんだ

마침          사람들 눈을 피해 살금살금 살아가는데  진절머리가 났던 참이야

 


とは言うものの あんな大物は無理だ        所詮僕はケチな巾着切り専門

とはいうものの あんなおおものはむりだ しょせんぼくはケチなきんちゃくきりせんもん

그렇게 말은 해도 저렇게 커다란 건 무리야    어차피 나는 볼품없는 소매치기 전문

 

盗むのが無理なら  ちょっと弾くだけでもいいんだ

ぬすむのがむりなら ちょっとひくだけでもいいんだ

훔치는 게 무리라면     살짝 연주만 해봐도 좋아

 

いや 近くで眺めるだけでも満足だ

いや ちかくでながめるだけでもまんぞくだ

아니   가까이에서 보기만 해도 만족이야

 


そうと決まれば    早速忍び込んだ    午前三時の静寂は僕の相棒だ

そうと決まれば    さっそくしのびこんだ ごぜんさんじのせいじゃくはぼくのあいぼうだ

그렇게 정하고 나선 재빨리 숨어들었어         오전 3시의 정적은 나의 편이지

 

ピアノを前にして  じっとしてられなかった

ピアノをまえにして じっとしてられなかった

피아노를 앞에 두고     가만히 있을 수가 없었어

 

おもむろに鳴らす午前三時のニ長調

おもむろにならすごぜんさんじの二ちょうちょう

천천히 울려 퍼지는 오전 3시의 라장조

 

このピアノを聴いて 

このピアノをきいて

이 피아노를 들어줘

 

どうだ僕の取って置きの 自慢のクラシックバラード

どうだぼくのとっておきのじまんのクラシックバラド

어떠냐 내가 소중히 아껴두었던 자신작 클래식 발라드

 

流れ出すのは  美しい日々の調べ    その憂いはまるで帰らぬ日々の後悔

ながれだすのは うつくしいひびのしらべ そのうれいはまるでかえらぬひびのこうかい

흘러나오는 건     아름다운 나날의 선율        그 슬픔은 마치 돌아갈 수 없는 나날에 대한 후회

 

ピアノを聴いて

ピアノをきいて

피아노를 들어줘

 

どうせ野垂れ死ぬだけの           くそったれの人生

どうせのたれしぬ竹の              くそったれのじんせい

어차피 길바닥에서 죽어나갈 뿐인 빌어먹을 인생

 

生きるために盗んで    盗むために生きてきた

いきるためにぬすんで ぬすむためにいきてきた

살아가기 위해 훔치고    훔치기 위해 살아 왔다

 

拍手一つだって貰えないステージで

はくしゅひとつだってもらえないステージで

박수 하나도 받을 수 없는 무대에서

 


全部嘘だぜ   何だその顔   こんな馬鹿な話があるわけないだろ

ぜんぶうそだぜ なんだそのかお こんなばかなはなしがあるわけないだろ

전부 거짓말이야   뭐야 그 얼굴은    그런 바보 같은 얘기가 진짜일 리 없잖아

 

今からステージ  そう僕の出番さ   こう見えてもピアノは得意なんだ

いまからステージ そうぼくのでばんさ こうみえてもピアノはとくいなんだ

지금부터 무대야      맞아 내 차례거든       이래 봬도 피아노는 특기란 말이지

 

このピアノを聴いて 

このピアノをきいて

이 피아노를 들어줘

 

どうだ僕の取って置きの 自慢のクラシックバラード

どうだぼくのとっておきのじまんのクラシックバラード

어떠냐 아껴두었던 나의 자랑스러운 클래식 발라드

 

流れ出すのは  馬鹿な男のメロディー   執行猶予付きの    ろくでなし賛歌

ながれだすのは 馬鹿なおとこのメロティー しっこうゆうよつきの ろくでなしさんか

흘러나오는 건     바보같은 남자의 멜로디        집행유예의                    변변찮은 찬가

 

ピアノを聴いて 

ピアノをきいて

피아노를 들어줘

 

どうせ野垂れ死ぬだけの   くそったれの人生

どうせのたれしぬだけの   くそったれのじんせい

어차피 길바닥에서 죽어나갈 빌어먹을 인생

 

それならば ステージの上で拍手喝采

それならば ステージのうえではくしゅかっさい

그렇다면    무대 위에서 받는 박수갈채

 

こいつもそんなに悪いもんじゃないぜ

こいつもそんなにわるいもんじゃないぜ

이것도 그렇게 나쁘지는 않다고

 

 

앨범 : 아노미, 4번곡

Posted by vasistas
,